今年の5月27日で活休に入ってしまったきのこ帝国。
結局一度も生でライブを見ることは叶わなかったけれども
私のipodにはいつも存在していて
悲しい時に一緒に居てくれるバンドの1つだったと思っています。
悲しかったし寂しかったけれど
新しいメンバーを入れる形ではなかったこと
彼の代わりなんていなかったこと
バンドのメンバーである前に友人であり
友人には元気に幸せに生きていてほしい、という気持ち。
すごくあたたかいなあと思ってより好きになった。
きっとファンはそんなものではないと思うんだけど、
私の視点からするとより信じられるものになった気がする。
(勿論、意地でもバンド続ける人も好きだよ。
信念が良けりゃ結果は別物でもいい派です。)
とりあえず私のしょうもない情緒不安定期に再生ボタンを押す曲の1つとしてこの曲について書こうと思う。大好きですね。ほんとにもう。
こう、言葉で表すのがすごく難しい。
なんていうかニュアンス?なのかな。
あ、この感じ知ってる。
例えるのが難しいけど、感覚を知ってる。っていうやつ。
「アレルギーでもあなたは優しく撫でた」
色々考察する人はいると思うんだけど、
私としては「アレルギー」は比喩だと思っていて
自分にとって害のあるもの(邪魔になる、困ってしまう、とかでもいい)でも受け入れてくれた。という意味に私は捉えたんですよね。
そういうの、弱いよね!!!!
ドハマるやつだよね!!!!!!
わかる!!!!!!!!!!!!!!!
そういうのしてくれる人忘れらんないよね!!!
「あんなどうしようもない例え話
他の誰にもしないでいて」
私と一緒に居られなくなっても
私みたいな(多分心を開いてる、とかそういう意味で)女の子は出来ないでいて。ってことなのかな~って思う。他の女の子と同じにしないで、というか。
でもなんかこう、救いようのない歌じゃないよね。
この子きっとちゃんと元気になれる、っていうか強い子だと思う。
好きな人の幸せを願えるような、嘘でもそれが言えるような。
とにかくこのアルバムは深かった。
直球で、深く抉りにくるアルバムだった。
死ぬほどかわいいよね、ジャケ(笑)
なんだか全体的に音は丸くなっているのに本質的には変わっていなくて。私はこういう変化っていうか進化を遂げるバンドが好きだ。
そして「大切な人につけられた心の傷なら直らなくていい。それは勲章だから。」と言い切っていたちあきちゃんが好きすぎるんだ。私は。
人生の半分くらい好きだった人、とインタビューで語っていたのですがうわ~~~~~~~~私もだよ~~~~君の愛の歌は信じる~~~~!!!ってなった(笑)
コロコロ好きな人が変わる女の愛の歌も愚痴も聞けたもんじゃねえ
だからか、彼女の書く言葉がスッと入ってくるし何故こういうことを言っているのかが秒でわかってしまう(気がする)のはそれなのか!!!!と妙に納得した。
まあ一生「愛とはなんぞや」とか考えてるけど。
今も。