【THE・END】

きえないで

20230207 【現場至上主義】

本来2020年に開催されるはずだった現場至上主義。3年後になってしまったけど同じメンツで無事リベンジ完了!

私のことを知っている人ならば誰もが「絶対行くだろうな」と思うであろうメンツが揃ってしまった。(ちなみに名古屋のOAには後輩のジュウが決まりこれまた別枠の興奮)

 

SUPER BEAVERが友達におすすめのCDを貸すように私達に好きなバンドを見せてくれた。「どうでもいい人には貸せないでしょ、大事なものは」とぶーやんがニコニコと言ってくれたことが堪らなかった。

 

トップはまさかのバースデイだった。

え!?1番手にイケオジ全日本代表チバユウスケを!!?まじで言ってる!?

 

【SET LIST】

  1. 咆哮
  2. ある朝
  3. スカイブルー
  4. 月光
  5. トランペット
  6. LOVE ROCKETS
  7. ブラックバードカタルシス

 

 

もうね、見る度に思うんですよ。

チバユウスケは完璧なの。出てきた時点で完成なの。完膚なきまでにロックスター。初めて見た日から何度見てもかっこいいとしか言えない。

月夜の残響からの曲が多かったけどそこに月光入れてきたのクソオシャでずるいし歌詞がじわじわと沁み込むというよりは、ドンッ!と胸に1発入れられたかのような鈍い重いパンチで効いた。

壊れた君をハートにしなきゃ世の中良くならないぜ

お前の想像力が現実をひっくり返すんだ

年々チバユウスケは愛の歌を歌うなと勝手に思っているんだけど、それがすべてなんだって言われてる気がして好きなんですよね。結局愛だろ。って。

そして有難いことにもう4度も見た(翌日5回目見ることになる)映画スラムダンクのOP曲”LOVE ROCKETS”が炸裂した。スカイブルーの後かそのくらいにボソッと「何かやってほしいんだろ」ってあの声でチバが言ったのはこれのことでしょうか。知らんけどくそかっこよかった。生で聴ける贅沢さよ。しかしこの時ばかりは脳内に湘北と山王が描かれてしまうねえ・・・ちなみに私はプレイヤーなら三井寿派ですが結婚するなら魚住です・・・最推しは水戸洋平です宜しくお願いします

 

バースデイのライブは本当に音がまわるというか、音は激しいのに空間を音がまるくまわる感じがして好きだ。まるでチバさんのがなりのようなギターに涙が出た。これは初体験だった・・・・歌詞がどうとか共感がどうとか好きとかそんなんじゃなくて。ただそこで鳴ってる脳天を劈くようなギターの音にただただ泣けた。何も考えさせないような轟音が妙に優しく思えた。ありがとうございます・・・って気持ちになりすぎた。あああもう!!!流石でした。圧巻。

 

そして次がATATA

まさかバースデイとビーバーに挟まれるとは!

めっちゃ緊張するだろうな、と私より断然年上の愛しいバンドマン達を母目線で考えていました・・・・でもどうやってもATATAはかっこいいからな。ビーバーの芯の部分が好きな人ならみんな好きだよ、絶対に。なんてやる前から思ってたわけだけど。

 

【SET LIST】

  1. Star Soldier
  2. 1 Nite Wonder
  3. Willow St.
  4. Eurhythmics
  5. The Lust Dance
  6. 2021
  7. The Next Page
  8. Song OF Joy

 

何度もビーバーが素敵な理由とか、「だからみんなビーバーが好きなんだよね」ってなべさんが言う度に私は「それ全部私はあなたたちにも思ってますよ」って泣けた。そうやって言える気付けるATATAが好きなんだよ、って。

あんなに楽しそうにライブする人達見たことないでしょう?まるでバンド始めたての少年みたいな顔してやるでしょう?これが見たかったんだ、ってライブ見る度に思うんですよ。そのくせバカテクおじさん達なことにみんな気付いてる???(笑)なんか平気な顔して物凄いことやってんだよなあ・・・・🤣

色々思うことが多かったこの3年、配信でライブ見たことや行けなかったりなくなったりしたライブや試行錯誤しながら色んなものを守っていた人のことを思い返したら2021がやけに泣けたよ。

youtu.be

ああもう。あの頃私はあの歌に何度だって励まされた。

「雨模様だとしても違う空に向かう 術なくも傘はある 花を携えて」

 

そしてATATAにしか歌えない歓びの歌。

youtu.be

過去に讃美歌のようだって書いたこともある。別に讃美歌で感動した思い出があるかと言われたらないんだけど(笑)きっとこういう気持ちになるもんなんだ、ってATATAが教えてくれた。何がすごいかって、別に辛い大変な思い出を思い出したとか何かに共感したとかそういう感動じゃないんですよね、この歌が、ATATAがくれるのって。突き抜けたような幸福感。「音楽っていいな」ただそれだけの感情で涙が出るんですよ。讃美歌もただただ神様に生きてることを感謝する歌らしい。なんかこう、そういうことなんだろうなって。

 

私にはずーっとATATAを薦めてた先輩がいて。その先輩とはずっと仲良くてマインドも超似てるから「絶対ATATA好きになるから聴いて」「こんなことしてくれるバンドなの」って。だから彼も好きになってくれたしすごく楽しみにしてくれてたんだけど、ようやくタイミングが来たこの日。終わった後に「凄かった。物凄かった。あのレベルの曲を平然と楽しそうに弾けるのってそれだけやってきたってことだろ。凄いな」ってめっちゃ褒めてくれてそれだけでうれしくて死にそうだった!!!!!

 

2階席でよかったなあ。あの光景をしっかり見ることが出来たの、本当によかった。ATATAを知ってるのか知らないのかわからないけど、わからないほど盛り上がってた。私は完全に壊理ちゃん状態だった。ああもう、なんて日だ!!!!

引用:僕のヒーローアカデミア

そしてラスト、SUPER BEAVER

 

【SET LIST】

27
突破口
うるさい
ひたむき
正攻法
生活
ハイライト
閃光
東京流星群

-EN-

時代

さよなら絶望

 

最高すぎんか・・・・・!?!?

そもそも27で始まった時点で涙腺崩壊なんだよな。全部泣いてるんだけどさ。特に生活が来る予感だけでオエッ・・・ってくらい泣いてたしな(笑)

しかし何より声出し解禁の日に立ち会えた私って最高に幸せ者だ・・・・!

私達だって勿論声出して好きにやりたくて苦しかったけど、声が聞こえた瞬間のぶーやんのあの感極まった顔を見たら私達の声が聴きたくて仕方なかったのはあっちも同じなんだって思って。両想いなんだなあって。このバンドとファンがそうやって成り立ってるんだなって思える瞬間が時々あるんだけどすごく如実に真っ直ぐに感じて無理だ~~~~~~ってなった。

「あなたの好きなバンド、SUPER BEAVERです」

この一言だけで何故泣けてしまうのか。普通のことと言えば普通のことなんだけど、なかなか本人が言っているところを見ることはない言葉。この尊さの正体は「これからも私の好きなバンドでいてくれようとする覚悟」と「今までもそうしてくれた道のり」だと思っていて、好きなバンドマンがかっこよくいてくれる、居続けてくれる、そのおかげで自分がしんどいと思う時に「私ビーバーに恥ずかしくない人でいたいなあ」「かっこよく生きていたいなあ」って思わせてくれて。結果自分のことを好きでいられて。その存在が如何に素晴らしく尊いものか再確認させられた。

 

現場至上主義。まさにこれに尽きる。

生でしか感じられないものがここに在る。

意味がないわけがない。

音楽もライブもなくたって生きていけるけど、ただ息をしてるだけで生きてるだなんてそんなこと私には思えないんだよなあ。贅沢なのかなあ。

しかしながらそうは言ってもこの場に来られない人の気持ちや、ここ以外の世界の人の気持ちも考えている言葉が出てくるビーバーが好きだ。

 

「ここにいるお前らのことは俺達が絶対に守るから、お前たちは隣の人のこと、考えてやってよ」

勿論この隣の人、というのは今ではない。

帰ってから、楽しんだ後のことだ。

ああ、なんて愛を見てしまったんだろう。

 

リトミックだ・・・・・・・(ATATAの曲でもありますがこれについては別の記事があります。こういうことです。👉

akixxxnyaaan.hatenablog.com

 

かっこよくていてくれ、と私達にも言ってくれるその信頼に応えて生きていきたいなあ。

 

物販に寄った時、ATATAマーシー大先生に会ったら肩バッシバシ叩かれた後に「俺もあんなキラキラしたロックスターになりたかったな~!」って言ってた。うまいこと言えないんだけど、それがすごくいい顔だった。そしてキラキラしてる、とはまた違うのかもしれないけど(笑)間違いなくATATAも私のヒーローなんだよなあと心から思った日でした。週末のヒーローは今日もかっこよかったよ。大好きだ。

みんな違う分野の1番取っていった感じで凄すぎた。

私の会社の机にはずーっとこのフライヤーがありました。決まった日から誰よりも楽しみだった自信がある。叶えてくれてありがとう。あのままでも最高だったと思うけど、みんなで頑張って耐えたからもっとすごいものになった気がする。無駄な経験なんかない、っていうか無駄にしないのが大事なんだろな。

 

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The Birthdayが闇の中の光の歌を、

ATATAが夜明けの歌を、

SUPER BEAVERが夜空に光る沢山の星の歌を歌ってくれた。

 

そういう日だった。

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