新代田FEVERというライブハウスのYoutubeチャンネルで、ATATAのライブの生放送がありました。ただただ心底、楽しみでこの日を待ちわびていました。
昼からザンギを仕込み、酒を買い込み、18時を待った。
私のいいところは何でも可能な限りのMAXパワーで楽しもうとするところだと思う（笑）
FEVERのチャンネルは見事登録者数1000人と視聴時間も4000時間を超えた為、投げ銭出来ちゃうスパチャが可能だった。ほんの数分スタートが遅くなっていた為（私のPC環境の問題な気がしますが）、わくわくしながらコメントを眺める。
すると続々と課金されていくのだ。
「ドリンク代」と称してぽんぽん入っていく。
正直私はもうこの時点でちょっと泣いていた。
まるでライブハウスにいるみたいだったから。
入口で、チケットとドリンク代を出して入るあの楽しい瞬間を思い出した。
入場を待つ列。ライブハウスの入口。
楽しみで仕方ない人の顔。
俯瞰で思い出してしまった。
うわあ･･･これは･････たまらんぞ！？！？！！？
MCはジョージ・ウィリアムズ。
聞き慣れた彼の声に自然と顔が綻ぶ。
FEVERの為なら、と動いたATATAとATATAが大切にしているFEVERなら、と来てくれたジョージ。「僕は新代田発FEVER系だから」と言っていて、また目頭が熱くなった。
わいわい楽しそうなコメントと「ドリンク代だよ～」って￥600が入ったり「チケット代です！」って￥2500～3000入っていく様子を見て、（後に万越えの猛者が現れる）この日ATATAが私達にもたらしたものはただの”自粛中のお楽しみ”だけではなかったことを知った。
最近ずーーーーーーーっと「人間ってなんなんだろうな」と思っていた冷めた心に暖かいものが流れていくような、そんな感覚だった。
人っていいな、と思いながら飲むお酒は最高だった。
めちゃくちゃ健康的。
負の気持ち！！！！滅した！！！！！！
そして、ライブが始まった。
フロアライブだった！！！！！！
無観客なら円形が１番だろうな、最高だよ！！！
Newbornは本当に何度聞いても１曲目にふさわしい曲だと思う。
タイトルの通りなんだ。扉を開けたその感じが音に現れていて。
光を見た気分になる。
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■ Newborn
■ Clark Kent
■ Topology
■ Willow St.
■ Reverberation
■ The Next Page
■ Star Soldier
■ Rise and Falling
■ Ontologie
■ Recito
■ Song Of Joy
■ 1 Nite Wonder
■ Eurhythmics
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全１３曲。
Rise and Fallingの間奏部分から盛り上がっていくところは、いつもいつも言葉にならん程テンションがぶちあがってしまって気付いたら立ち上がっていた。ライブハウスにいる時と同じ感覚で、片手にお酒を持ちルンルンルンルンしていた。完全に不審者。
ちょっとヘッドホンのせいで万斉みたくなってない？？？笑
ドラマーを背後から見ることが好きな私、歓喜。
音もすっごく良くてヘッドホン推奨すぎた～～～～！
現場行きたいよ～～てなったけどこれはいつも聴こえない音まで拾えて、なんだかラッキーな気分でした。いつもより鍵盤も聴こえてキュンとしました。
カメラワークもまじでＧＪ。
ＤＶＤ見てるみたいだったよ。
バンドと曲の魅力を理解している人がやってるなあって思った。
たまにあるじゃないですか、好きなバンドのDVD出て「なぁぁぁあああああんでそこでそっち映すんだ！！！い！！！！」ってなる気持ち（笑）
あれがないのよね。
少しだけ言えるなら、もうちょっとマーシー映して～～～～！！！ベースの宿命なのか～～～！？！？もうちょっと見せて下さいお願いします。私はベーシストが大好きです（笑）
おかしい！！！！おかしいと思う！！！
絶対私の周りにはリズム隊好きが多いのにおかしいと思うの！！！笑
あとまたしばらく聴けなかったであろうRecitoを聴けたのはいいことだったなと思う。また冬に会おうね。
Song Of Joyへ繋がる流れも本当に大好きだ～！！！
なべさんが全国のライブハウスへエールをくれる。
うまくやれよ、って背中押してくれる。
頑張るぞ、生き抜くぞ、守っていくぞ、とひしひしと気持ちが伝わる。
冒頭で無観客ライブってどうテンションをもっていけばいいのか困ったというような話から、「でもお客さんどうでもよくなっちゃった。楽しい。」って言っててつい嬉しくて微笑んでしまった。
この「どうでもいい」という言葉がこんなに嬉しくなったことはこれまであっただろうかと思った。
誰かの為とか何かの為じゃなくて自分の為だった場合、どんな時だって自分のせいにすることが出来る。いい時も、悪い時もね。この「本人が楽しいと思ったこと」が結果としてどこかや誰かの為になることが一番尊いと私は思ってる。
でも難しいことは抜きにしてもやっぱり好きな人がただただ楽しそうな姿は、最高よ。気持ちがぽかぽかします。いい笑顔見せてくれてありがとう～～♡
ATATAの皆がライブをしてくれて楽しく生きている姿を見ること自体、もう盛大なリトミックだと私は思っています。生きる力を磨き、心を育てる。愛の人だなとしか思えないんですよ。もう。笑
ATATAとFEVERの関係性がよく表れた、楽しくてあったかい最高のライブでした。
ブログのこの一文を見て、つい目がウルウル来てしまったことを思い出す。
羨ましいとさえ思った。
西村さんの想いと、それに応えるバンドの気持ち。
ジョージが口にした「自分を育ててくれたライブハウスへの恩返し」ということはもうずっとずっと考えていて、何が出来るのか何をお返し出来るのか。考えてもゴールが見えなくて苦しかったから、FEVERがこういう日を設けてくれたことで少し小さな小さな灯りが見えたようなそんな気がして嬉しかった。
生配信はとても楽しかったし、なんだか行った気分になれて嬉しかったけどやっぱり私はライブハウスに行きたいと思ったし。どれだけ素敵なところなのかもこの期間に更によくわかった。それは良かったことでした。
そして地元のライブハウスのことを沢山考えたよ。どうしようか、どうしようね。同じやり方でもダメだから。人が変われば環境が変われば事情は変わるんだ。私の立ち位置ってすごい謎なところなんだけど、ラジオ局のお姉さんとあれはどうだこれはどうだと話し合いながら今もうんうん唸っているところです（笑）
あのね、SUPER BEAVERの東京流星群という曲の中で「誰かが鼻で笑ったのが 僕の宝だ」というフレーズがあるんだけど、まさに今強く強く思っています。
心ない報道のされ方、納得のいかない言葉とやり方、憤慨することが多々ありますけれど私はやっぱり笑われるようなものを宝物だって大声で言えることを誇りに思うよ。そんなもの、と言われることを大事だって言える自分が好きだよ。それでいい。
なんてことを自分の中で再確認出来たし、何より毎日「人間ってまじでしょうもなくてやばいわ」って思い続けることってすごいダメージとストレスだったのであの空間の中で「自分の楽しいと思うこと」が「誰かの為」に繋がっていくのを目に見える形で見せてもらえたことはすっごくすっごく尊かった！！！！！！！！！！！！
すーーーーっと嫌なものが落ちていくみたいだった。
本当にありがとうございました。
受け取って、また繋げる。
さあ、私達はどうしようね。
