現在、前のように地元でライブイベントはない。
まったくないわけではないけれどほとんどない。
元々ライブの為に遠征ばかりしている私にとって、地元にいる間の娯楽といえば地元のライブハウスで遊ぶことくらいだったわけで。完全に今は飲酒することしかないような状態です(笑)
欲しい服も売ってないし、聴きたいCDも売ってないし、見たい雑誌も売ってないし、ほんと「ないないない」の連続ではあるのだけど何故ここに戻ってきてしまったんだろう。とにかくご飯が美味しいことは確かだけども🍚
その中の1つに釧路人の人間性というのがあって、それはいい人だとか優しいとかあたたかいとかはもうどこにいても”人による”ってのが私の見解なんだけど、それより何より本当に変な人が多いんですよね(笑)
斜め上というか、本当ぶっ飛んでる人に会いやすい。
全国どこへ行っても、大体変な人に会えるのがライブハウスの楽しいところなんだけど釧路はちょっと毛色が違う。変のジャンルが違うというか。何というか。
「釧路は音楽もちょっとなんか変わってる」
と何度か他の地域の方に言われたことがあるのですが、私としてはよくわかっていません。が、なんとなく流行をあまり追っていない感じがする(のが多い)のはわかるような。
とはいえ音楽上の知識がないものでなんとなくですいません🤣
ってことで時間もあり余っているしせっかくなので、道東あたりで好きになったバンドのことでも少しずつ書いてみようかなと思いました。とりあえず初回はヒカリノゴフウケン。
ボーカルは別のユニットをやっていた頃から知っていました。
面白い感性と視点を持った変わり者で繊細、という印象でその頃から好きでしたね。CDも買っていたしね。ex.ソーメンズ。
ギターも二人とも別のバンドやってた頃から知っていて、片割れは某楽器店のお兄さんでしたね。そしてなんかジャンル違うけど二人とも上手。あと片方は愉快すぎるし片方はギターのくせに歌うますぎる。(余談)
ベースは知らんかったけど、すごく好きなタイプの弾き方というかベースラインがいつも好きな感じだからお気に入りです。
ドラムに至っては前のバンド他のバンド込み込みで全部好きです状態で、彼がいれば多分私の好きなバンドと言っても過言ではないレベルです(しかも他ではギターだったよ、多彩かよ)。
と言った感じで元からみんな知ってる状態で、「お!ここが組んだか!」と言ったような感覚で始まったバンドです。みんな個々に魅力のある人だったので信頼感はあったわけですが、何よりカッツ氏(Dr)がいることは私の中で大大大大大優勝案件だったわけです。
安心と信頼のカッティ。
キャッチーで覚えやすいメロディ、それでいてかっこいいベースラインと、なんかわかんないけど超好きなタイプの音のギターが聞こえてくるし、ファニーで遊び心があったりしんみり心の芯にすっと入ってくるような歌詞。全部がよかったね。間違いなかった。
彼らの代表作は多分「ヤンキー」だと思うんだけども。ただただ地元のヤンキーのこと歌った歌だけどめちゃくちゃかっこいいので聞いて欲しい。夜中のヤンキーアレンジがほんと好きなのでハイワットの配信ライブも貼っておこう。(とにかくわたしは夜っぽいのが好きらしい笑)
荒木のギターの騒ぎ方、すきです😌
好きな歌しかないので書き出すと全部について書かなくてはいけないのでやめておきますが、特にすごいなあと思うのは「スカイフィッシュとチュパカブラ」なんだよな。
コジコジ のOPに彷彿とさせるのがすごくて。MVみたいに映像が浮かぶってあんまりないので。言葉と音がちゃんとリンクして表現したいものを作れてるからだと思うんですが。
私にとってライブハウスは遊び場であり、居場所であり、なんとなく人生において息がしやすくしてくれる休息の場所でもある。特に地元の箱は毎日の小さなストレス、鬱憤、マイナスなもの全てを定期的に浄化してくれる最高の場所。
そこでワクワクさせてくれるたくさんのバンド達は全部宝物なんですよね。
大きい場所でやっていようが、小さなライブハウスでやっていようがかっこいいバンドはかっこよくてそれはもう私がたくさんライブを生で見た経験の中でほんっとーーーーーーに実感していること。
高校生の頃、私の同級生がやっていた音楽を母や弟が気に入りたくさん聞いていたことも知ってる。私以外はライブハウスに行くような生活をしている人間ではないので、音楽に詳しかろうがなかろうが、どんな人にも素敵な音楽というのは伝わるんだというのは身をもって知っている。
だから私がライブハウスで聞いて好きになった沢山の音を、もしかしたらどこかの誰かが耳にして「かっこいいなあ」って思ってくれるかも、そしたらすごく嬉しいなと思ってラジオのお手伝いを続けています。
人により、場所により、状況は様々。
助けたい人や場所も様々。
大切なものも、様々。
人の争いごとの大半は嫉妬によるものだということを、身をもって知ったこの1年余り。自分の嫉妬とも沢山戦ったなあと思います。
ロックンロールイズノットデッド。
ロックンロールイズくたばるものか。
誰にも言えない孤独だとか君の不安を終わらせに来た、ってサンボマスターは言っていたけど私にとってかっこいいバンドマンはそれが出来る最高の生き物だ。だから特別で最高で最強なんだよ。