待望のアイナのソロアルバムの発売、目前。
今のところMVと先行リリースされているのが３曲あって「虹」「金木犀」「スイカ」の順で出されているんですが、私の１番のお気に入りはこの曲です。
随分と前から聴いていたスイカに想う🍉推しててよかった～～！というとんでもない多幸感はそちらの曲を書く時に話すとして、本当にこの曲･････とんでもない！！！！！
正直、１音目というのか流れた瞬間に確信してしまった。
これは一生一緒にいる曲だ、という時々起こるやつだ。
（シドのミルクと同等くらい。私としてはまじで衝撃。）
「長所のない私です」で始まるアイナらしさ。
太宰が好きなのがよく伝わる言葉のチョイスだなあと思ったし、やはり本も歌詞も書き始めの掴みがとても肝心だと思うんですよね。相手を聞く姿勢にさせるかどうかがかかっているから。
全体に渡ってわかるようでわからない、わかるなあと思うと突き放される。何度も聞いてしまう。反芻して溺れてしまう。そんな曲だった。
「途切れますように」の切なさは絶品すぎ。
大抵曲中に登場する想いは「続きますように」のようなその先を願う言葉が多いと思うのだけど、この子は途切れることを願っている。言葉では、ね。という感じ。
いや、嘘ではないと思うんだけど。
途切れてほしいとも実際に思っているんだろうけど。
何ていうか、複雑だよね。そこがいいの。
「築き上げた結び目を解く」気持ちもよくわかるし。
この曲の大好きなところは心地よい溺れ。だと思う。
夜中が似合う暗くて湿度も高い、だけどどこか高尚なもの。
歌姫、と呼ばれる人がいるけど私はアイナほどそれを感じる人がいないというかなんというか。巫女に近いかなあ。神聖で尊い人を見ている気持ちになる。あまりに綺麗なものを見ても人は涙が出るのね、と。
女王蜂を見ている時とも少し近いかもしれないな。
気高さを感じるんです、彼女達からは。
私には決して纏えない誇り高い女戦士のような、それでいてマリア様のような大きな包み方が出来るアーティストで。有難みさえ感じる（笑）
ライブではアイナを見ているだけで私は泣いてしまうことが多いのだけど、その理由はなんだろうなといつも考えてた。憧れのアイドルが目の前にいるからとかそんなもんじゃなかった。というかそれならいくらでも泣くライブはあった。
アイナはどんな憧れのバンドマンよりもそこが上回ってた。
曲に、歌詞に、ダンスに、感動したというものを超越していたんだよね。
別物と言えばいいのかな。
彼女がステージに生きて立って歌っているということだけで泣けた。
神楽のような神々しさだな、と思ったらやっぱり巫女とか女神の類なんだよね。ちょっと世界が違う。見てはいけないものを見てしまったかのような感覚さえあるよ。宗教じみて見えるかな笑
世の中はアイナのハスキーボイスに注目することが多いけれど、確かにあの声は本当に本当に魅力的なんだけどアイナが凄いのはそういう表現力だとか、「舞う」という言葉が似合うところだと私は思っているよ。
こちらを見る時の見透かしている目、目が合ったと思えば交わす、その時のすっと残す視線。ライブのレポ書いた時も同じこと書いてた気がするけど指先まで魂こもってるのは勿論、髪の先まで意志を持って踊っているようだった。
だからアイナのロングヘア大好きなの、もっかい見たい（笑）
ステージを降りれば無邪気な少女というより少年に近い。
アーティストだなあと思うんですよ。
降りて来てるなあ、みたいな。
でもどちらも本物のアイナだなって思えるのがすごく尊い。
２月３日、出ます。 超超超タノシミ！！！！！！！！誕生日プレゼントだと思って受け取る〜！！！！！！ちなみに同じ日にスーパービーバーのアルバムも出る。多忙。笑
全曲アイナが書いた宝物のような１枚。
終わりは始まり、を名で体現する子。
いっぱい噛みしめて聞くんだ～～～～～♡♡♡
