【THE・END】

きえないで

スピッツ「エンドロールには早すぎる」

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スピッツの中ではすごく変わった曲調のような気がする。

でも何故かずっと大好きな曲で、クリスマス時期によく聴いたりしてる。

 

明るいメロディになんか切ない内容の歌詞の歌がそもそも大好きだからかな。エンドロール、って言葉使ってるのにイントロのあの感じは噛み合わなくて。でもそのある種の違和感が素晴らしく気に入ってしまった。

 

「映画で言うなら」で始まるせいかわからないけど、ほんとにショートムービーのような短編小説のような。絵が頭の中にしっかり浮かぶ名曲。

 

スピッツは表現力が本当に素晴らしい。

五感のすべてで受け止めることが出来る。

使う単語や組み合わせ、あるようでないマサムネイズムな言葉達。

 

これもまさにそうで、夕陽の赤さや潮の匂い、まつげに風。

その曲の中に一気に連れていってくれる。

 

「こんな当たり前」が「あんな当たり前」に変化するのもすごくいい。

距離が遠くなったことがわかる。

 

 

爽やかな闇、表の顔に騙されて知らぬ間に近付いて落ちていく。

私の中のスピッツはそれ。笑

 

 

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