女王蜂の新しいアルバムから1曲先行配信されていたので聴いた~🌸
これ貞子の主題歌なんだけど、ホラー大好きな私にとって好きなバンドが曲を担当するのってすごい嬉しいことだよね。前回はシドだったけど。(近年の貞子の扱い、映画の出来については文句だらけだけど使命かのように見てしまうことはそっとしておく)
すごく構成がシンプルでそのおかげか歌詞がすとんと入ってきやすくて、ストリングスも超綺麗でギターがぞっとするほど良かった。エンドロールに流れてくるのが想像しやすかった曲~!壮大!
まだ耳コピ段階だけど、やっぱりアヴちゃんの書く世界はいいなあ。
誰しもがわかる感覚を言葉に出来る天才だと思うのね。
辞書みたいな人だなあと思います。言葉に長けてるなあ。
それに加え表現力、迫力共にすごくあるからボーカリストとして最高。
そんでもって新ヴィジュアルがたまんな~~~~~!!!!
最初に聞いた時耳に残ったのは最後の
「この戦いが終わるまでは 闇と読めても愛と呼ぼうよ」
だったんだよな~~~~~~。
全て聞き終わった後に私は聖戦、つまりはジハードの意味を調べ直した。
ほんとこういうのやっちゃうの癖。
絶対に話が結びついてるはず。って思うと探したくなる。
まあ調べてしまうとなかなかに書いてあることが難しい。
見る場所でなんとなく意味合いが違うのでこれはもう己で読み取る(笑)
正義のための戦い。
これはもうわかりきったことで。
「ジハードは必ずしも武力によるものではなく、
心・論説・支配・剣による4種に別れる」って書いてあった。
異教徒との闘いでも改宗を強要するのではないのだと。
武力による聖戦は正しき聖戦ではないのじゃなかろうかと私は勝手に理解した。
なんとなく見えてきた。
それぞれが己の人生を賭けた聖戦を行っている。
正義は大切だけど、正義で見失うものも沢山あるんだよな。
そして「助けたって救えないな」っていうフレーズ。
うわ~~~~~~~~!!!!!
他人にも思うけど、自分にも思うなあ。
腑に落ちすぎるぞこの表現・・・・・
厳密に言うと救うと助けるは同じかなって。私の中では!
救う=掬う だと思うんだ。(イメージは手で心を掬い上げる感じ)
以前、人から頂いた言葉の中に「赦してくれてありがとう」というものがあって。
若かった私は何故相手がこの漢字を使ったのかがわからず。
初めて「許す」と「赦す」の違いを調べてみました。
絶句したなあ、見た時に。
罪の概念があるかどうかなんだそうですけどね。
って話が脱線したけど、こういう日本語の面白くて深いところを使うのすごく好きだなあ。SUPER BEAVERとかもそうなんだけど。
柳沢さんは同じ意味の言葉を少し変えて繰り返すテクニックが上手。
それについてはまたどこかで書こう😊
女王蜂の曲の中には必ずしっかりと主人公がいて
この中には「いつか笑える日が来るさ」と言いながら
旗を持って戦いに挑む姿が頭にくっきりと浮かびました。
そう思ったら、この曲が
「もう誰のことも信じられない」
で始まることにも納得してしまった。
まあ勝手な想像なんだけど。
こうやって繋がっていくとすごく面白いからやめられないな。笑