先週末から東京に旅に出ていた私。
フッ軽女なので札幌に立ち寄ってから地元に帰った。
札幌ではKiNGONSの企画がありました('ω')
ド平日のスピリチュアルラウンジが満杯でした~♡
今夜はDr.NYと忘れてモーテルズが一緒。
ライブの2日前に悲しいニュースがあった。
細かいことは説明しないけど、衝撃以外の何物でもなかった。
ちょうど旅行中なこともあって考えないようにしていた。
そんな時間もないスケジュールを組んでいた。
連絡が入った時ばかりは頭が回らなくて、どうしようってことばかりその時一緒にいた友達にわけもわからず言っていた。
2日経ってやっと向き合った自分がいた。
忘れてモーテルズが、KiNGONSが、向き合わせてくれた。
モーテルズは詳細こそ言わなかったものの、とても熱い思いを伝えてくれて、あんなにかっこよかったかなあと思うほど鬼気迫るライブだったと思う。キレキレだったんだ。嬉しかった。何で私が、って思うだろうけど本当に嬉しかった。
生きてやろうぜ、って何度も言ってくれた。
時間の大切さの話は命の重さの話に脳内ですり替わった。
「自分の1年が10万で売れるとしたら売るか?」
答えはとても意外なものだった。
売るわけねえだろ、安すぎる。とか色々浮かんだけど。
つばささんが言ったのは「もうそういったことを俺たちはしてる」ってことだった。
そしてみんなは俺達の命にお金を払ってくれている。
ありがとう。って何回も言っていた。
飲みの場でふっと出た話題がずっと気にかかっていたつばささんがとても好きだなあと思った。私は無条件で考える人間が大好きだから。この人をもっと知りたいと思った。忘れてモーテルズのことをもっと知りたいと思った。
しかしそうか。
私達ってバンドマンの命にお金を払っていたのか。
そうだよなあ、命がけで来てくれてるんだよなあ。
時間を使うということは、命を使うということだ。
そんな簡単なこと今まで考えてなかったな。
そして私達もまた、命を使ってライブを見に来ているんだなあ。
そりゃそんな空間がたまらないはずだと思った。
1分1秒見逃せやしない。好きな人なら、尚更。
こんなこと考えるライブがどうかって話だけどそんな日があってもいいな。
トリはKiNGONS。
何度も見たけれどこの日は本当に熱かった。
ボーカルのBeeBeeはしっかりと彼の名前を口にした。
バンド名を口にし、思い出をちゃんと話してくれた。
出会った時の印象も、面白くないと思ったところもあけすけに話してくれた。
彼らを褒め称え、愛してきた人よりもずっと気持ちが熱いのではないかと思ってしまった。それは私を含めてもそうだ。私はこの日のKiNGONSのライブでやっと彼の顔をしっかりと脳内に思い出してしまった。走馬灯のように。
表情や、仕草を。
彼や、バンドのメンバーのことをめちゃくちゃ考えてしまった。
もう我慢が出来なくて延々と泣いていた。
別に誰かがいなくなったことは初めてじゃないけど、やっぱり「またね」って言って逢えなくなることなんてざらにあるんだと思った。怖いなあと共に愛しいなと思った。大切にしたいなあ、大切だと思ったなら。
あてつけみたいにいつも歌ってた曲だ。と歌ってくれた。
バイバイマイガール。
釧路の打ち上げの最後にかかっていたよね。
あの子も勿論一緒にいた。