【THE・END】

きえないで

BUMP OF CHICHEN 「涙のふるさと」

曲の連想ゲームにハマっているので、

前回の記事からまたまた続きます(笑)

 

 

会いに来てくれたんだね!!!とか言い出したせいでこの曲を思い出した。

 

 

 

youtu.be

 

私、そんなにバンプに思い入れってなくて。

藤くんは最高にかっこいいな~って思ってるんだけど。(ミーハー)

 

この曲は聴いた瞬間に泣いてしまったんだよなあ。

当時・・・・2006年らしいのでもう15年も前らしい。

 

正直その時はよくわからなかったんですね。

 

「会いに来たよ 会いに来たよ

 君に会いに来たんだよ」

 

このフレーズだけで超泣けた。

 

 

涙のふるさと、ってどこなんだろう。

流した涙の理由に故郷がある。原点。

 

これを語りかけているのは誰だろう。

過去の自分、でもなさそう。

いや自分であるのは間違いないけど何かの「感情」からの視点に見える。

 

 

見つけなきゃね、消えた涙の足跡。

 

っていうのは自分が傷ついた記憶のことだよね。

嫌な記憶って本当に忘れていることもあるんだけどそれ本当に忘れてていいのかな、みたいな

よけてていいのかな、みたいな。

 

って考えるとなんとなーく理解が出来てきた。

 

君の心の内側から

外側の世界まで

僕を知ってほしくて

来たんだよ

ってすごくすごくじわーーーーーーっと涙が出てくる。

 

誰が会いに来てくれたんだろう。

わかるようで未だにわからないんだけど。

きっと自分の欠片だと私は思っていて。

 

なんて厳しくて優しい歌なんだろう。

全然逃げさせてくれない。

 

逃げてきた分だけ

距離があるのさ

愚痴るなよ

自業自得だろう

 

ですよ。まじでかっこいいな、このワード。

 

きちんと傷に向き合え、と怒られている気さえする。

でも訴え方がすごく上手で愛しか感じない。

良き先生だなあとこれもまた思うんだよ。

 

 

 

傷つくことに慣れて忘れたフリをしてると心が乾く。

乾ききった世界、でしっくり来るんだよね。

本当は傷ついてるんだよ、平気なフリしちゃだめだよ、どんなにぐちゃぐちゃでも自分のことだよ、ちゃんと見なさい、って言われているような気になって。

 

見ないフリしてた傷跡のところまで運んでくれるの自分の欠片。

それに気付いて新しい雫が、流れて。

ずっとほっといてごめんね、っていうような。

ちゃんと消化できるように案内してくれてる。ような。

 

 

君を知って欲しくて

僕を知って欲しくて

来たんだよ

 

について

ずっと考えていたのだけど、

 

これはもう、「君」は過去の傷で、「僕」は「君」の存在と向き合ってやっと涙を流せた感情のことでそれを繋ぐ物語なんだなあと思った。

 

す、す、すごい壮大すぎたから泣けたんだわ!!!!

 

意味なんかわかっちゃいなかったけど、さっきこの曲を思い出して初めてしっかり考察してみたら初めて聞いた時の自分の涙の理由が分かった気がしてそれをなんとなくて伝えてくるって才能が凄すぎるなと思った。

 

よくわからないけど、わかる。ってすごいと思うんだ。

 

感情って伝わるんだな、音楽ってすごいな、と思う。