【THE・END】

きえないで

20190825 【活性の火】

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2年ぶりに活性の火へ行ってきた。

日曜日のみの参加になってしまったけれど、大好きな友達と行けてすごく嬉しかった!!!!!

 

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予報とは違い、スコールに打たれたりもしたけど。

友達のシャツで雨宿りもしたけど。笑

 

1日中ずーーーっと楽しかったけど、今年は会場が2ゾーンくらいになっていて遠くなってたので前回よりも行ったり来たり出来なかったっていうかしてなかったっていうか・・・・体力ないマンすぎ。バスもあるんだけどね。すごいよね、シャトルバス出してるの。

 

 

FREEKICKと三味線のコラボ鳥肌立った!!!

私ほんとにほんとに和楽器が大好きでね。

日本人でよかった~~~ってなるじゃんあの音聞くと。

フリキのハピジョイなスカと合うなあ・・・・素敵だったホント。

 

そのあとはKiNGONSかな。

私はいつも彼らの全力なパフォーマンスとプロ根性みたいなところに感激していて、トラブルがあるとそれは更に加速するというか、ああいう時の対応に私はバンドの力量が出ているなあと思ったりもする。

 

流石に久々にギターが燃えている絵面を見てアガってしまった。

これは今の時代色々言われるんだろうが私はいいと思う。

楽器を大事にするというのは勿論大切だし重要なことだけど、志々雄と由美姐さんのようにお互いのことは一緒にいる2人がわかっていればそれでいいじゃん、みたいな感じだ。

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私は好きだ。

嫌な感じがしなかった。

ダメなやつがやると見てて気持ちが良くない、どんなことも。

 

 

 

あとは2日目のトリをやっていたNOT WONKについて。

初めて見たのは釧路に来た時だな。

見返したら2014年の夏だった。時の流れ早すぎ。

初回から衝撃だったNOT WONKはあれよあれよと大きくなり、これが発表された時は私の度肝を抜いてくれた。なんだよこの3マン。今見ても胸がときめく。

 

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その2年後、活性の出演者の名前の中にATATAがいた。

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そうだこうやって繋がっていくんだ。

人と人、人とハコが繋がって今があるんだよなあと心底思うね。

しかしこの年の活性くそやばいよな、無料とは一体・・・・?という気持ちである(笑)

 

 

 

そんなに頻繁に見れないせいかもしれないが、見るたびにNOTWONKは伸びていっててこの若さで変化というより進化のかっこよさを得ていてすっごいな~って思った。なんだ、ただの天才じゃん、って。

 

勿論、天才が磨きあげていくからこうなるのだけど!

 

新しいアルバムもラジオで流したくらいすごく好きでね。

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明らかに違っていたんだよ。

流して即気付くゾクゾク感。

柔和さと、カラッとした爽快感、耳の心地よさ。

そして誰が何と言おうとパンクだった。

 

それを踏まえた上でのライブだった。

正直立っている姿さえも違っていて感激した。

おい~~~~って感じだったの!!!!!!

出てくるだけで空気が出来上がっているんだよな。

ここまで来たか、なんて私は誰なんだよ的な感想なんだけども。

 

そして何より私が信頼している耳と体の感覚が「やべえぞ」って言っていたからもう人に言葉でわかりやすく伝えることが不可能なんだけども、きっと沢山ライブ見たりしている人にはわかったと思っている。

 

オーディエンスを見ていても感激した。

予定調和みたいなものを一切感じなかったからだ。

越えてくる感覚?????

きっとこれは毎度起きやしないだろう、という熱。

この日、この時間、この空間にだったから起きる興奮。

この曲だからここでこう湧く、みたいなものを一切感じなかったのね。

今日この場のこのライブがこの音がかっこいいから衝動的に手を上げたり、前のめりで見ていたり、ダイブしたり、そういう空気感をすごく感じた。

 

何が違うと言われても答えられやしない。

何度も何度も現場で空気に触れてきたからなんとなく、としか言えない。

すごくすごく嬉しい時間でなかなかない感動。

 

「衝動」というものを体感できるライブは最高だ。

誰が何と言っても最高。

動きたかったんじゃない、動かざるを得なかったんだ。

 

NOTWONKがすごいのは、言葉の力よりも音楽の力が勝っているところだと思う。

(もちろん言葉の魅力だってあるよ。)

 

歌詞の意味がわからなくても、

加藤くんがMCをする前でも、

ただ音と声だけでこれは・・・・・!!!ってなるんだよ。

 

思い返せば意外とそういうことは少ないよなあって思ったと同時にzArAmeのことを思い出した。そういえば、同じことを初見で思っていた。

 

音楽というのは歌詞だけ良くても、曲だけ良くてもダメなんだ。

1+1が2じゃなくて8にも9にもなるもんだ。

とあのYAZAWAも言っていた。

それは間違いなくそうだと思う。

 

ただ自分の中では歌詞だとか人間性にいい音が足されているから最高!!!なーんて思っている部分も割とあって、私って本当に純粋に”音楽”を楽しんでいるんだろうか?とか自問自答した時もあったのだけどzArAmeを見た日に「あれ?私全然大丈夫ですわ!!!!」と謎の納得をして帰宅した思い出がある。

 

この日のNOTWONKもまさにそうだった。

これはみんな血肉湧き踊るわ・・・・という部分でみんなめちゃくちゃにアガってて、わかる~~~~~めっちゃわかるよこれは爆発するわ~ってニッコニコしてしまったな。

 

ワイどうしてもLaughting Nerds~からのThe Ordinaryはぶちあがってしまうよ・・・・・好き好き・・・・・Of Realityも聴けたし大満足セトリでしたなあ。

 

NOTWONKはドラムも最高に好きである。

 

加藤くんの言葉には全て自信があふれていて、

それがグッと来てしまうのは”それを言っていい人”だということでしょうね。

 

苫小牧の街の夕日を眺めながら、最後に加藤くんがStand By Meを歌ってくれた。

 

 

 

これがあまりに綺麗でエモくてすごくすごく良かった。

 

帰り道にこの曲に合わせて

知らないおじさまとおばさまが手を取り合って踊っていた。

子供がきゃーきゃーと走り回っていた。

楽しかったね!!と笑いながら若者達が歩いていた。

なんだこの充実感。

 

街が息をしているとはこういう感じなのかと思った。

都会に行けば呼吸をしているようでしていないし

田舎に行けばこうやって時々しか呼吸をしていないような気になるし

なんでも良し悪しなんだと思うけど、この画は尊いなと思った。